戦うコンピュータ。
何時ぞやの時は立ち読みで流した程度だったのだけど、微妙に関係ある?仕事だし、この前の研修で意外と早くにRMAとCOTS化ってやってくるかもしれないと思い、自分へのXmasPresentとして、1GB-SDと共に購入(ここいら変が寂しい(;_;))。
内容的に、、
・RMA(Revolution Military Affairs) 軍事革命
・COTS(Commercial Off The Shelf) 民生部品の積極的利用
・現代戦におけるIT革命
な内容です。
フツー、こう言う内容だと、軍事系書籍(軍事的視点)から見て行く書籍ばかりなのですが、それをIT系書籍(IT的視点)から見て行っていますので、軍事的知識が無くてもそれなりに読めます。
・過去(WWII時の機械化・電機化)
・チョッと過去(WWII以降、ベトナム戦〜湾岸戦争時の電気化・コンピュータ化・Netwaork化)
・概ね現在〜近未来(サラエボ戦〜9/11〜イラク戦〜のコンピュータ化・Softwareチューン・ブロードバンド化)
といった感じの比較になっていて、進化の過程がわかりやすく読みやすいですね。
#余談・閑話休題が多すぎるとこもあるけど、雑学程度に覚えておくのは良いかも、、
しっかし、この本で故ロック岩崎氏の名前が出てくるとは思わなかったよ。
いや、アラン・チューリングの名前は出てくるだろうとは思ったけどさ、、
誰にでも買える?!、COTS製品。
TOUGHBOOK。
いや、マヂで米軍これ一杯導入してるよ?、日本も最近導入してるけど、官公庁も、、
え!?、もっと安いもの??
iPAQ。
この本でも出てくるし、何時ぞやのblogネタにもしたけど、、
えぇっ!?、もっと安いもの??
プレステコントローラ。
んと、何処の国だか(確かヨーロッパ系)忘れたけど、確か対戦車ミサイル(ATM)だったか地対空ミサイル(SAM)の誘導目的かなにかで使ってる写真が出たハズ。
確かに専用スティック作るよりも、コスト掛からないし、何より現役の兵士(若者)がゲームで使い慣れてるんだから操作教育も短時間で済むだろうねぇ〜
#発射コマンドが波動拳コマンドとかだったらヤダけど(-_-;)
コレも、文中にありまして、ヨーロッパのどっかの国が地雷処理装置のコントローラーに転用したみたいですね。
ま、どっちにしろ専用スティック作るよりもはるかにコスト安く出来るわけで、、
っつか、このプレステコントローラとか、、
結構軍関係では注目されてる見たい?
操作教育云々もそうだけど、ヒコーキとか戦車とかFBW(Fly By Wire)またはFBL(Fry By Light)になるとぶっちゃけジョイステックやハンドルである意味が無い訳で、、
#ヒコーキは飛ぶからFly Byだけど、戦車とか地上車両の場合はDBW(Drive By Wire)とかDBL(Drive By Light)が適当なのかもしれん。
因みに、実用車でのDBW実装車はHONDAのNSXが超有名っすね、、
まとめ。
今、TV報道とかされていない軍事革命って何よ?ってのを知りたい方には、オススメかもしれませんです。
ヲレ、メモ。
書籍にも出てくるのだけど、、
Symetrics Industries社のIDM (Communication Modem MD-1295/A)。
すげぇ!、HF/VHFとかのフツーの軍用無線機にコレつけるだけで、最大16Kbpsで通信できるなんて!!
14.4Kbpsあればチョッとしたe-mailやらデータ伝送にゃ充分だから、こりゃぁすげぇわ。
しかも、制御ChipがIntel 80960MC RISCって一昔前のRAIDCardに載ってたi960ではないですか。
PC/104 IDMなんてのもあって、制御ChipはPowerPCだし(苦笑)。
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